
応用化学コースでは、以下の教員免許状を取得できます。
・中学校教諭一種[理科]
・高等学校教諭一種[理科]
・高等学校教諭一種[工業]
さらに、本学の大学院(前期課程)に進学すれば、専修免許状を取得できます。専修免許状とは、大学院でさらに深く専門分野を研究することで取得できる免許状です。修免許状を取得していると、自身のキャリアップに加えて、校長、教頭などの管理職へのキャリアパスにも繋がりやすいです。

教職課程の講義科目
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在校生の声

岩瀬さん(山平研究室)
理科の教員を目指して
中学(理科)
高校(理科)
理科の教員を目指すきっかけは、恩師である理科の先生の影響が大きいです。最初は勉強が苦手で、特に理科はあまり得意ではありませんでした。しかし、先生の授業で実験や観察を通じて化学の面白さに気づき、その瞬間に心がワクワクしました。その楽しさを今度は自分が生徒たちに伝えたいという思いが芽生え、教員を志すようになりました。また、受験で悩んでいたときに先生が親身に相談に乗ってくれ、その優しさに触れ、私も生徒に寄り添える教員になりたいと強く感じました。
大学では教職課程を履修するために多くの授業を受け、時には辛いこともありましたが、大学のサポートや仲間たちと支え合いながら乗り越えることができました。研究室での経験を通じて、目標設定や実現方法、報告・連絡・相談の重要性を学び、これらの経験は今後の教員生活に大いに役立つと感じています。母校での教育実習も、お世話になった先生方に再会できるよい機会となると思います。
この大学には、自分の夢を実現するための環境が整っており、教職ゼミやチャレンジ奨学生制度などのサポートも充実しています。理科の教員免許を取得し、応用化学の知識を活かして、生徒に化学の楽しさや魅力を伝える教員として成長していきたいと考えています。卒業後は教員として、生徒一人ひとりの想いを大切にし、共に成長できるような指導をしていきたいと思っています。
教員を目指す受験生には、さまざまな“大人”と話をして視野を広げることが大切です。自分の将来について多くの意見を聞き、選択肢を増やすことで、より明確な目標を持って進むことができるでしょう。
卒業生の声

夏井さん(2020年度より神奈川県内の高校(工業)に勤務)
理科教員を目指す過程で知った学びの多い環境
中学(理科)
高校(理科)
高校(工業)
中学校・高等学校の理科教員の資格を取るため応用化学コースに所属しています。本学には、教職の資格を取るために入学しました。学年が進むにつれて分かったことは、本学が総合大学であり、学部を超えた学生との交流を持てる機会が多くあることです。理科教師以外を目指す学生の意見を聞くことができるのは非常に勉強になり、魅力だと思います。教職を目指す学生との会話を通して、異なる意見を尊重する大切さ、客観的に物事をとらえる俯瞰力を身につけることができます。また、応用化学コースでは社会人基礎力に関する授業も充実しており、何よりも教授との距離も近く感じます。授業においても論理的な授業の組立や話し方など非常に参考になります。
教員の資格を取得するためには、通常の授業に加えて教職課程の授業も履修する必要があります。正直大変ですが、サポートしていただける大学職員や先生たちの期待に応えるべく、自分が教員となった時の将来像を明確に頭の中に描きながら、教員側目線で大学の授業に取り組んでいます。
教員免許以外にもいろいろな資格を取得できます。ぜひ、チェックしてみてください。
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