カリキュラムの特徴

応用化学コースでは、化学系および関連する製造業やプラント建設業等における、開発・製造・管理の業務や、環境対策の中核を担うべき実践的技術者とその教育者の育成を目標としています。入学段階での化学の修得状況によらず、化学に関わる仕事に従事する意欲のある学生に、実践的技術者として活躍するために必要な知識・技術を伝えることが本コースの責務であると考えています。
具体的には、本コースでは2つの力を養成します。1つめは【真の化学の基礎力】で、無機化学、有機化学、物理化学、分析化学、化学工学の5つ分野の基礎力を養成します。2つめは【社会人力】の養成です。技術者倫理、問題解決法、集団で仕事をするに必要なコミュニケーション力、キャリアデザイン、インターンシップなどを学び、社会人としての資質を養成します。

取得可能な資格

□ 毒物劇物取扱責任者
△ 甲種危険物取扱者 (化学系科目15単位習得者)
△ 油濁防止管理者
△ 高圧ガス製造保安責任者
△ 技術士 (技術士補登録後,実務経験4-10年)
◆ 環境計量士
◆ 公害防止管理者
■ 司書
■ 司書教諭
■ 中学校教諭(理科)
■ 高等学校教諭(理科/工業)

<記号の説明>
□ 所定科目修得により取得可能な資格
△ 所定科目修得により受験可能な資格
◆ コース関連資格
■ 課程の履修で取得可能な資格

※「生命科学コース」に関する資格も一部取得可能です。

詳しくはこちら
関東学院大学の資格課程の一覧をご覧ください。

各科目

【化学基礎力】として
物理化学,無機化学,有機化学,分析化学,化学工学の5領域を基幹科目郡として学びます。

【社会人力】として
知識(技術者倫理・特許・安全教育 等)・インターンシップ・外国語に関する授業を外部講師からも直接学びます。教職科目を履修して,教員となる学生も多くいます。

各科目についてくわしくはこちら

理工学部サブプログラム制度

サブプログラム制度について

他大学と同様に教育カリキュラムは、初年次に共通科目(教養系科目・基礎系科目など)を学び、学年進級にともない専門科目および専門関連科目を学修します。しかしながら、関東学院大学理工学部では、学生個人の体系的な学びのために、所属する学科・学系・コースに加えて【もうひとつの分野】を系統的に学修することができるサブプログラム制度を設けています。就職時あるいは社会に出た後にも、このサブプログラム制度を通じて得た経験は複眼的な視野と多様な能力をみにつける機会と考えられます。
現在(2018年度)、理工学部サブプログラムの開講科目は、【イングリッシュテクニカル(理工学部)】【環境保全技術(理工学部)】【バイオサイエンス(理工学部生命学系)】【応用化学(理工学部化学学系)】【機械工学(理工学部機械学系)】【電気電子工学(理工学部電気学系)】【情報工学(理工学部情報学系)】【都市防災(理工学部土木学系)】です。
尚、修了条件を満たすことで卒業式当日に卒業証書とは別に「理工学部サブプログラム修了証明書」を授与されます。

*詳細は入学後に閲覧できるOliveCampusの「キャビネット一覧/理工学部サブプログラム制度」を参照してください。

副専攻制度について

総合大学のメリットを活かし、所属している学部・学科の専攻分野を主専攻として学びつつ、所属以外の学部・学科の特定分野や課題に関連した科目群を副専攻として体系的に履修できる制度です。副専攻として習得した科目は、各学部の基準により卒業要件単位数に参入することができます(「履修要網」を参照してください。)。また、所属学部の卒業に必要な単位数を修得し、各副専攻の修了条件を満たした学生は、卒業時に「副専攻修了証書(和文)」が授与されます。開設される学部・学科は、国際文化学部・社会学部・経済学部・経営学部・法学部・理工学部・建築環境学部・人間共生学部・教育学部・看護学部です。副専攻の科目群は、入学後にアクセスできるOliveCampus内の資料および履修要網を確認してください。