理科の教員を目指すきっかけは、恩師である理科の先生の影響が大きいです。最初は勉強が苦手で、特に理科はあまり得意ではありませんでした。しかし、先生の授業で実験や観察を通じて化学の面白さに気づき、その瞬間に心がワクワクしました。その楽しさを今度は自分が生徒たちに伝えたいという思いが芽生え、教員を志すようになりました。また、受験で悩んでいたときに先生が親身に相談に乗ってくれ、その優しさに触れ、私も生徒に寄り添える教員になりたいと強く感じました。
大学では教職課程を履修するために多くの授業を受け、時には辛いこともありましたが、大学のサポートや仲間たちと支え合いながら乗り越えることができました。研究室での経験を通じて、目標設定や実現方法、報告・連絡・相談の重要性を学び、これらの経験は今後の教員生活に大いに役立つと感じています。母校での教育実習も、お世話になった先生方に再会できるよい機会となると思います。
この大学には、自分の夢を実現するための環境が整っており、教職ゼミやチャレンジ奨学生制度などのサポートも充実しています。理科の教員免許を取得し、応用化学の知識を活かして、生徒に化学の楽しさや魅力を伝える教員として成長していきたいと考えています。卒業後は教員として、生徒一人ひとりの想いを大切にし、共に成長できるような指導をしていきたいと思っています。
教員を目指す受験生には、さまざまな“大人”と話をして視野を広げることが大切です。自分の将来について多くの意見を聞き、選択肢を増やすことで、より明確な目標を持って進むことができるでしょう。

