2024年7月8日と15日(月)と2週にわたって,環境資源化学の外部講師はシラド化学の代表取締役 白土和弘様です。環境資源化学は2024年度から開講した社会で活躍している方を招聘して,社会人としての基礎力を向上する講義のひとつです。
 シラド化学の事業内容に始まり,有鉛ガソリンから始まり日本のガソリンの着色に関する歴史について講義が進められました。その後は,アゾ染料がメインになるも,電気自動車とエコカー減税によりガソリン自体の使用量の低下に伴い着色剤の販売低下についてお話しされました。会社の危機に対して,どのような思考過程で意思決定がなされたのかを学生にお伝えいただきました。
 また、「縁・運・タイミング」をつかみ取るには,やはり自分自身で誠実に行動し続けることの重要性について具体例を通してお話していただきました。授業最後には,ジョハリの窓という自己啓発のグループワークを通して,就職活動を控える学部3年生に自己分析を行っていただきました。学生たちも,グループワークに積極的に参加していました。